お知らせ
ラグビー部の体験入部について
2013年4月27日
当社ラグビー部の「九州電力キューデンヴォルティクス」からフォワードの精鋭10名が、相撲部に1日体験入部し合同稽古を実施しました。
ラグビー部は国内リーグ最高峰のジャパンラグビートップリーグで活躍する国内トップクラスのチームでありながら、選手達は相撲部員と同様に業務もこなしており、職場の同僚でもあります。
今回、ラグビー部から相撲の稽古に参加し、相撲のスキルをラグビーに取り入れたいとの申し出があったことに、喜んでお受けさせていただきました。
さて、稽古についてですが、相撲とラグビーは、体と体をぶつかることや相手を前に押すといった動作には共通する部分もあります。相撲の立会いや押すといった動作を相撲部員が指導し実践してもらいました。
まず驚いたのはラグビー部員の均整のとれた体です。上半身、特に首回りや背筋の発達が凄い。それと瞬発力も凄かったです。ただ、パワーはすごいのですが、ぶつかり稽古すると、押す時になかなか頭を使って押すことができないため、ラグビー部員は苦労していました。
相撲とラグビーの大きな違いは、相撲の場合は1対1で相手を常に前に対峙していますが、ラグビーは複数の相手を前に押しながらも、同時に複数の味方からも後方から押されてしまうことがあるところです。つまり前から相手に押され、後ろから味方に押されてしまうことから、背筋を伸ばして肩を使わないと潰れてしまう可能性があるのです。似て非いるものですが、相撲の基本である押すときは、頭と手と腰を使って相手を少し持ち上げる感覚で押してあげることを指導させていただきました。
また、相撲の基本である股割も指導させていただきました。相撲部員は出来るのは当たり前ですが、ラグビー部員の股関節が硬く悲鳴を上げておりました。柔軟性があると怪我の防止にもなりますので、是非継続していただきたいと思います。
ラグビー部員は勝手が違って、大変苦労されたと思いますが、少しでもお役に立てていただければ幸いです。相撲部員もラグビー部の方と交流ができて良かったと思います。定期的に継続した交流ができれば良いとお思いますので、今後もお互い切磋琢磨しながら頑張っていきましょう。松本主将をはじめラグビー部も皆さま、ありがとうございました。
○キューデンヴォルティクス参加メンバー
(プロップ) 有馬選手・池田選手・廣畑選手・今村選手・佐藤選手・今村選手
(フッカー) 仲西選手・松永選手
(フランカー) 松本選手・平田選手・小原選手・中村選手
○相撲部参加メンバー
満永監督・吉田主将・木崎選手・橋本選手・徳重選手・上村マネージャー
【ラグビー部員には慣れない四股で戸惑っていました】
【なかなか良い押しです】
【ラグビー部主将の松本選手を吉田主将が相手しました】
【後列:ラグビー部、前列:相撲部】